つくったもの一覧 4 : 曲 (B3)
みす52代べう
この記事は、
みす 52nd Advent Calendar 2019 - Adventar
4日目の記事です。
つづきだよー。
[今までの]
つくったもの一覧 2 : 曲 (B1) - velengel++
つくったもの一覧 3 : 曲 (B2) - velengel++
- I wanna be the baker
- Loneliness
- 修道僧の決意
- BakeryDream
- Gemini(Remake)
- Unhappy Bucket
- Finale
- Misquerade
- 雑感
I wanna be the baker
私はパン屋さんになりたい。
パン屋さんになりたいOLの夢を描いたゲームのBGM。
1日目の夕食を食べてる時に思いついたメロディを1時間くらいで載せたらなんかできた。食べてたのはパンではなく海鮮丼だったけど。
3年になってから恐ろしくまとまった時間が取れないせいでこういった一発屋みたいな曲の作り方しかできなくなった。短い曲しかできない。
Day1, Day2はLogic Pro Xの素材をふんだんに組み合わせててきとうに作った。本当にこういう曲の作り方しかしてないのよくないんだけど、何も身動きが取れなかったので仕方がない。
Result、GameOverはどちらもメインのBakeryを転調したり、拍子を変えたりしてできたもの。こういうテクが身について実践できたのは初だったのかもしれない。
Loneliness
こっそりあげたのであまり聞かれていない。寂しさの翻訳のつもりだったけど孤独ですかって言われたので、まあそんな感じの曲。他意はない。
イメージは失恋した夏祭りの帰りの女の子みたいな。季節感と音色は表現できてると思う。音が少ない?あんま音多いの苦手なんだよね、っていうか普通に作れない。いっぱい音入れられる人すごいなって思う。時間も手間もかかるし、バランスとかも考えなきゃいけないし、より後の作業が地獄のように面倒になるしハードルも上がる。加えて素人耳には違いがわからないしなんとなくすげーとしかならない。こんなにコスパの悪い作業に従事できるのは本当に賞賛に値する。まあ自己満なんだろうね、ひいては全ての創作って。
修道僧の決意
ドラクエ8でマイエラ修道院に入った時に急に入ってくるBGM。初めて聞いた時から好きだった。パイプオルガンが好きっていったよね。
原曲を何度も聞いて、オーケストラも聞いたけどやっぱPS2音源のほうが好きで、パイプオルガンの掛け合い、バランスが難しかった。同じトラックを複製して、左右にPanを振り切って少しタイミングをずらすとそれっぽく聞こえるし音圧もマシになる、という小手先のテクニックを覚える。
マルチェロとククールの悲しき義兄弟関係、マルチェロ不在になってからは荒れ果てた修道院の悲惨さ、悲哀さ、が蘇る名曲。もうここには育ててくれた尊敬するオディロ院長も、復讐する相手も価値もない。荘厳な雰囲気の中に漂う悲しきパイプオルガンの調べ。何いってるかわかんない人は義務教育をすっ飛ばしてる人。
BakeryDream
おこの顔。
パン屋さんの夢、フル尺バージョン。あんまこういうことしないんだけど。
一度完成って思ったものを作り直す、長く作り変えるのはとてもコストがかかる、なぜって、まずハーモニーがとりあえず固定されてるからリハーモナイズが必須になる。新たなパートが思いついたから繋げてみたら、つなぎの部分とか、音色(おんしょく)とか、色々考えなければいけないことが増える。
それでも作りたかったのは、やっぱり自己満。まあそれもあるけど、思い出にしっかりとカタをつけておきたいなって思った。それは、このゲームが僕の学生時代みんなで作った最後のゲームになり得るという恐ろしい事実に気づいてしまったから。あー引退。
Gemini(Remake)
原曲は音圧小さすぎによりprivateにされました。
確か一年生の夏コミのコンピのテーマが星座だったんだよね。だから作った。
結構頑張ったんだよ?でも間に合わなかった。割とショック。というか普通に試験前は忙しかった。一年生だし。
まあ今となっては全部そらで歌えるくらい単純な構造の曲だけれど。それでも、まあ、いいじゃん。ワンドロでみんなお絵かきしてるのが羨ましくて曲を作ってみた。それだけ。
間に合わなくても完成させたら、未来の自分が作り直してくれるかもね??
Unhappy Bucket
三日間のエンジニアのHACKATHONで作った曲集。エンジニアとは。
実はメイン曲はRunBucketに見せかけたUnhappyBucket。この曲のメロディが消化不良のように頭の中にずっとこびりついてて離れなかったのでこれを吐き出せたのはでかい。暗いのに妙にうまくハマってしまって抜け出せなくなっていた。
ちなみにこのゲーム遊んでくれる人は僕に一言言ってくれれば公開するよ〜〜
Finale
とある......以下略
この曲を聴くと苦々しい地獄の思い出が蘇ってくるのですが、そんな気持ちに終止符を打ちたいのでこの題名をつけて完成させた。
割と短めの曲にしてはハーモニーの掛け合いがうまくできた気がする。本当にもったいない。割とlikedされてて嬉しい。
Misquerade
アイコンはしおちゃんから。
私たちは皆、毎日何かしらの「キャラ」を演じて生きています。それが意識的であれ、無意識的であれ。そういったしがらみから解放されたいという欲望は誰しも持ち合わせているものです。
そんな人たちを一夜の間だけ「キャラ」から解放する世界、それが仮面舞踏会の会場です。
今夜もここで、想い想いの仮面を被った様々な人たちが、死ぬまでのひと時の休息としてここに寄り付き、ダンスを楽しんでいます。耳をすますと、その賑わいが聞こえてくるようです...
私たちは皆、本名を持っています。普段その名前からは解放されることなく、今までの18~22年間、その名前で呼ばれることで縛られ、皆さんは生きていたことでしょう。しかしこのサークルでは、ハンドルネームを自分で決めて、その名前で覚えて呼び合い、生活しています。それはまるで、普段つけることのできない自分の好きな仮面をつけて、毎晩踊っている仮面舞踏会のようです。そこにはリアルと同様、いやそれ以上の、ドラマが待ち受けている、いたことでしょう。仮面舞踏会とみすをかけて、曲を作ってみました。引退前最後の傑作です。
雑感
- この時にしかできない曲、みたいなのをうまく形にできたのは奇跡というほかない。
- 効果音も作り始めたい、などの欲が出てくる。
- 結局形になるものは自分の好きな調(ニ長調)、好きな音色(パイプオルガン、Mallet系)に落ち着くっぽい。
- 忙しさと曲数は反比例しがち。反例は無限にある。
- ある程度形になってたのに、みたいな曲のスケッチのクオリティが上がってくる、結構ある、ただし完成はしてない、いじるのもめんどい、そして時間と気力がない、時間と気力をくれ。あと体力。
- 結局月に一つくらいは何かを完成させている気がする。完成させるのがまず重要。クオリティはそれから。
- まとめること自体に価値はある気がする。
明日は......誰の記事なんだろうね!!