velengel++

徒然なるままに.

書評 2021 9月

こんばんは。べるです。

最近休日は微熱でほとんど倒れてるので独房か病院と変わらない精神状態です。外に出たいね。

お仕事は少しずつ慣れてきましたが早朝リリース(4時起き)が体に来るのでつらいね。まあなんとかやってます。

 

 

さて、2021年というか社会人になってここまでに読んだ本の感想を書いていこうと思います。最近特に残しておきたい内容はメモを取りながら読んでいます。これはざっと感想を書きなぐるためのブログです。

最近添削される文章ばかりを書いていたので、たまには自由奔放に書きたいなと思いました

 

 

業務でdocker普通に使うのですが、imageとかcontainerの概念がよく分からなかったので一度ちゃんと本を読んで勉強しようという気持ちになり、買いました。

基本的なところから概念を図を交えて説明してくれます。加えて手を動かすためのサンプルも豊富なので、理解がとても進みました。理解してる人にとってはかんたんすぎるのかもしれませんが僕が求めていたのは普通にこのレベルでした。

概念を業務時間外にじっくり勉強するのは今後もやっていこうかなという感じです。

 

 

楽天で買ったら一週間くらい届くのにかかってprime会員ってすごかったんだなみたいな気持ちになりました

30年前くらいの本なのですが、話に挙がっているサービス名以外には特に古さを感じさせない素晴らしい本でした。「一つのことをうまくやる」「第三のシステムを目指す」などUNIXの設計思想に関する定理が出てくるのですが、特にこの2つはそのとおりだなと思いました。

僕は最近手を動かしたりすることに全く時間を取れていないので「思いついたらとにかく早く手を動かせ」なんかはとても耳が痛い話でした。少しずつでもいいので手を動かしたいのですがスキマ時間を有効に使おうとしすぎると自分は疲れて死ぬタイプだということに最近気づいたのでのんびりやっていこうと思います。

システムの背景や経緯について興味がある人は読んでみると面白いかもしれません。

 

 

 

暦本純一さん自体は橋田研にいるときに存在だけ知っていて、この本でも行っている通り「発明」を仕事にしていることを知っていたのでフォローはしていました。最近文字を読んでいなかったのでこの本を起爆剤に結構読めた気がします。「今やりたいことは今やれ」とか書いてあって心が痛くなりました。時間は頑張って調整すれば手に入るけど体力がないんですよね。

SFオタクを本気で詰めるとこんな本になるのかなと思いました。ハウツー本というよりはこの研究はこんなことしてるときにふと思いついた、みたいな天才エピソードを見てへ~~って思いたい人におすすめです。

 

 

運用というかアラート対応について全然知らなかったのでおすすめの本をチームの人に聞いたところ、この本が返ってきたので読みました。サクッと読めてよかったです。

別に運用対応なんて数をこなしていけば身につくのかもしれないんですが、その背景にある概念を理解してるかは大きな違いだと思います。

あと、別にいまエンジニアとして現役でやれてる人が学んだ方法(体当たりで学ぶ)だけで学ぶ必要はないと思います。私達はを生きてるので。

最初のほうがオンプレサーバ時代のスペックの見積もりとか書いてあるので時代背景が若干古いかもしれません。ただ僕はちょうど一年前くらいに自作PCをしたのでこのへんもわくわくしながら読むことができました。後半は実際のアラートの画面やグラフから、この辺の値がこう読み取れる、みたいな話がたくさん書いてありました。グラフを見るときに気をつける観点がわかったので良かったです。

 

 

つい動いてしまうみたいな体験の作り方をケーススタディというかボトムアップに上げてったあとに筆者なりにまとめている的な本です。もう読んだのがだいぶ前なのであんまり覚えてませんが、事例がまとまっていてよかった、みたいな感想があります。

というのも、僕はこの本の分け方に余りピンとこなかったと言うか、分けた意味があんまりわからなかったんですよね。もちろん言われればそうなんですが、入りがそう言われてないので腑に落ちませんでした。事例本としては良いと思います。

 

 

あんま小説とか読まないんですが、気が向いて本屋で買って積んでたのを最近一気読みしました。推理小説のたぐいです。

意外と登場人物が多い(主要人物だけで10人以上)のに爽快感があってすごいなと思います。入試という自然と内部の人だけが関係者になる舞台設計や、それぞれの登場人物からの視点で語られて進んでいく感じがとても良かったです。あと「携帯」って言ってて時代を感じました。いつの間にこんなに時代が加速したんでしょうね。

最近漫画とかアニメしか見てない人、たまには小説もいかがでしょうか。

 

あとがき

本を読んだり学んだのを使ったりするのは好きなんですが、それを使ってやりたいことがあんまりないんですよね。いや、あるのかもしれないけどぱっと手軽にできることがないんですよね。文字を書くのは好きです。なのでこのブログもやりたかったことの一つではあります。

仕事の進め方で色々学べることは多いので、個人の趣味にも活かしたいなと思いつつ活かせる場がない次第です。前はGTDというフレームワークに従ってやりたいこと書き出して順番にやってたんですが、もうこれ仕事と変わんないじゃんみたいな気持ちになってやめました。

その日の朝や前の日の夜、思いついたときに書く、書かなくなるみたいな変遷をたどってきました。たまに書きます。

なんか予定立てて頑張るより自分が何に時間とお金を使ったかを振り返るところからスタートするほうが響く気がしたんですよね。とくに社会人になって若干金遣いが荒くなった気がするので気をつけたいです。

 

本への投資はわりとリターンがあるので続けていきたいですね。