ONE PIECE FILM REDを見た話
お久しぶりです。べるです。
この記事は
徒然 Advent Calendar 2022 - Adventar
の1日目の記事です。
これを見たのでこれについての感想を書きます。
当然ネタバレ含むし構造化もしてないです。書き散らし。
そんなもの感想文に求めないでねw
ひさしぶりにべる節全開で行こうと思います。
実質Adoのライブ
Adoの歌声を、「新時代」を、映画館のサウンドで摂取したいなと思って映画館に行きました。平日の夜に行ったのは初めてでした。
いつも仕事で目を酷使しているので...w
結果はまあ、期待以上でしたね!!!
思ったより多くの曲を聞けて楽しかったです。まあすとぷりのライブの数ほどではなかったですがアニメ映画にしてはとても多いんじゃないでしょうか。ミュージカル映画並みに。
歌声になると声が変わったようになる人っているじゃないですか、現実でも。それを体感できたのが楽しかったですね。。。あのこぶしとしゃくり、素晴らしい歌声を聞けるのは至福のひと時でした!
今回は本当にまあ人が変わってましたがw
久しぶりの映画
んー、最後に映画館で観たのいつぶりだろう。おうちだと最近dアニメストアで「響け!ユーフォニアム」を一気見したので、それが最後ですね。大学生の時は学科とかのこともあってよく映画館に行っていた時もありました。特に観たいものもないけど行ったらやってる映画を見たりね。
確かそれでマスカレードホテルを見た気がします。あれも普通に面白かったです。
後ろのJKが席をたまに蹴ってくること以外は特に不満なく楽しめました。結構ガラ空きでちょうど真ん中あたりに席取れたんですよね。
というか、本当はSAOの映画を見に行くつもりだったんですが、まだワンピースやってたんだ!と思ってそっち予約しました(10/31)
やっぱりサウンドを浴びたい時は映画館ですね。
綺麗に作られた虚構の世界
別に綺麗だなと思って違和感なく見てたんですが、あれはウタが作った虚構の世界なんですよね。みんなを「幸せ」にするための。
ウタにとっての「幸せ」って何なんだろうなって少し考えてみました。多分、最初はみんなに歌を聞いてもらう、聞かせることだったんだと思います。ただ、シャンクスに裏切られた(と感じた)ことで「赤髪の海賊団の歌姫(曖昧かも)」というロールを失ってしまい、人への信頼も薄れ、結果的にあのような異常行動:争いや揉め事のない世界にみんなを閉じ込めることに出てしまったんだと思います。
少し共感しましたけどねwでもやっぱりつまらないかなあとも思います。
ウタに「みんな明日から仕事行かなくていーんだよ!!」と言われる場面があるのですが、あの時だいぶ心が動きましたねw
幸せにする、のと幸せになる、のはだいぶ違うと思っていて、でもそれがつながっているのはとても幸運なことなんですよね。歌を通してそれがつながっていたのが前のウタだったわけです。暴走したウタのとった行動は恐怖政治などと何ら変わらないわけですね。圧倒的力を持って治安を成す。
聞こえてくる音、聞こえてこない音
僕、ちょうどドラムを初めて一年になるんですよね。これは楽器やってる人ならわかると思うんですが、自分のやってる楽器が曲の中でよく聞こえてくるようになるんですよ。なので僕はウタの歌声はもちろん聞いていたんですが、ドラムも同等かそれ以上に聞いていました。(聞こえてきました)
基本のビートってそんなにむずくない(というか覚えゲーに近い)ので、一度叩けるようになると耳に入ってくるようになるんですよね。もちろんDTMにも活きてます。
ちなみにピアノを習っていたこともあるので今回の映画は受け取る情報量が多くて面白かったです。音楽記号とかも一通り知っているものばかりでした。
あと五線譜をモチーフに曲を作ったことがあったのでそこも面白かったです。
知っててもやってしまうのが人間、論理と感情
ウタは当時のことを映像電伝虫を通して知っていました。つまり裏切られていないことを知っていました。それにもかかわらず、ライブに来てくれた人、聞いてくれた人を仮初めの虚構の世界に閉じ込めたのです。ウタ曰く、
「もう引き返せないところまで来ていた、自分の力を必要としてくれている人がいる」
とのことでしたが。論理的に考えると辻褄合わないですが、人間の行動には感情がつきものなのです。じゃあここで論理に優った感情、それを通して例の異常行動までおこしてしまうほどの、ってなんなんでしょうね?
色々考えたんですけど(色々考えてない)、ウタは
「みんなの前でライブで歌いたかった」
というのが大きいんじゃないかなと思います。海賊への憎悪もあるとは思うんですが、それだけなら海賊にだけ歌を聞かせて閉じ込めればいいだけなので。みんなを巻き込むということは、みんなを幸せにしたい、という仮初めの理由を盾に、というか都合の良い理由にして、ただみんなに歌を聞いてほしかった、という純粋な願いが見えました。
いわゆる悪者の行動の動機ってめっちゃ純粋ですよね。好みです。
新時代について
新時代、いつ来たんだろう?と考えてみたのですが、もう来てるのかもしれません。
1人の少女が世界中に歌声を発信できるようになった時から。
時代というのは捉え方ひとつで変わるもので、何が新しい(と感じるか)かも人それぞれです。
世界は漸進的にしか変わりません。
良くも悪くも。
人はある程度以上の変化しかそもそも認知できないので、世界の変化に気づけるかどうか、新時代の到来を感じるかどうかは人によってしまうのです。僕は感じられる側でありたいなと思います。
作る側になりたいとはあんま思ってません。今はね。
理由はめんどいからとか、やりたいことあんまないとかいろいろありますが、一番は大きなる変化には大いなる犠牲を伴うからです。リスクをなしにリターンは得られません。
最近時代の変化を感じてないな、という人は単純に時代に置いてかれているだけかもしれません。もしくは追従するコストを払わなかった人。
その他
実はワンピース見たことがなかったんですよね。漫画も読んだことない。
みたいなステータスだったんですが、普通に楽しかったし感動しました!浅いので。
みなさんも映画を見て感じたことを書き残してみると面白いんじゃないでしょうか!!
では。