velengel++

徒然なるままに.

僕の考えるさいっきょーの企画長

この記事は、

みす 52nd Advent Calendar 2019 - Adventar

3日目の記事です。

 

 

年の瀬ですね。52代のべるです。

 

さて、僕は2年生の時にみすかーと(カーレースゲーム)の企画長、3年生の時にみすカレンダーの企画長をやってきました。

みすにめっちゃあやかってますね。

まあ人よりは上手く企画長ができた方なのかな、と思います。なので、僕の考えるさいっきょーの企画長というものを書き残しておきたいと思います。企画を立てたい、企画で一役買いたい後輩の誰かさんの役に立てれば幸いです。

 

実は去年も似たようなこと書いたんですけど、まあ、こういうことを考えるのが好きなので、読みたい人だけ読んでくれれば幸いです。若干かぶります。

blog.misw.jp

 

 

人間は文章を読み飛ばす癖があるので結論からかくと、一番必要なのは熱意です。

これが欠けてたらそもそも企画が立ちませんので言うまでもないかもしれませんが。

そして、これから書いていく要素は全て他の人で補完し合うことが可能です。

むしろ、補完しあえないと企画は円滑に上手く回ることはありません。

もし、それが出来ていないのに形になるものができたことがあるぞー!という人は、本当の影の立役者の存在に気づいていません。まあ、人生そんなもんです。

もしくは結局一人で全部やっちゃう、とかね。

さて、ざっと9つの能力が僕の中では考えられました。

  

1.アイデア

僕は苦手です。(きっぱり)

というか、これが得意な人は本当にすごいと思います。

新しく面白い、あったらいいな(必要性のある)というものを思いつける人は、それだけでいろんなものに向いてると思います。ゲーム業界ならプランナー然り、研究にだって向いてる気がします。羨ましいですね。

まあ面白そうな企画のタネみたいなものは誰でもふと思いつくことがあるでしょう。でも、それをブラッシュアップしてアイデアとして人に伝えられるレベルのものがぽんぽん出てくる力、これがある人はすごいです。企画の発案レベルの粒度でも、ゲームの細部のここどう面白くしよっか、みたいな粒度でも、です。人間は制限がある方がまだフリーなものよりアイデアを思いつきがちですが、多分アイデアを思いつける人はこの制限が伸縮自在なんだろうな、と思います。あとはブレストが得意、とか普段から考えてアイデアを書き溜めてる、とか。

まあ僕は、誰でも苦しむものなのだろうな、と諦めて苦しんでいます。あとは会議を立ててみんなでわいわい意見を出し合ったりします。

活発な人たちとおしゃべりするそういう時間は僕はとっても好きです。

一番企画回してるなーって思います。

というか、自分に持ってない力は誰でもそうなんだろうな、と覚悟を決めて取り組む、以外に方法がわからないですね。なので、基本的に以下の能力で自分が持ってないな、苦手だな、と思うものがあっても、まあそういうものか、と受け入れてやってくのをオススメします。別に今からでも全然遅くないと思いますよ。

 

みすかーとだったら、どんなアイテム入れたら面白いかな?とか、コースに面白いギミック入れるとしたらどうしよう?とか

みすかれんだーだったら、裏表紙をどんな風に使ってみよう?とか、各月にみすの行事を入れて対外的にしよう!とか。要は方針が決まってないとこの辺は出てくるアイデアも出てこなくなりますよね。

 

2.想像力

誰でも想像の上では自由です。そして楽しい想像は楽しい。

僕は想像するのは好きです。

まあこれだけあってもアレなので、後述の伝える力などともセットなんですけど。

物事を想像する力( = ゲーム自体の要素を考える力)の他に、ゲーム業界っぽい言い方になりますがユーザー体験( = このゲームを遊んでくれた人、この本を手に取ってくれた人がどのような気持ちになるか、なってほしいか)を想像することのできる力、などが含まれます。

上手く想像がつくと、自然と人に伝えたくなります。その過程で熱意も生まれます。一石二鳥ですね。

これもやっぱり普段からやるしかないような気がします。

 

3.カリスマ性

はい、誰もが持ってないやつでました。人望的なやつです。

僕は...まあ周りの人に聞いてください。

なぜか人を引き付けるような魅力、能力の総合でもまあいいんですけど、そういうぱわーがあると、チーム全体、企画全体がちゃんと引き締まる気がします。これはあるといいね、くらいの能力です。

 

4.コミュ力

ここでいうコミュ力とは、人に伝える力、連絡をこまめに取る力。雑談をする力。あたりです。去年も無駄話の重要性とか書いた気がします。

僕は...どうなんだろう。連絡をこまめにするようには心がけてます。

これは人間誰でも最初から持ってる能力ではありません。まじで経験値だけです。

企画員と連絡が取りづらくなったら負けです。残りの人でやるしかないかーとなります。きつい。

あと、仕事を振るのも仕事のうちです。どこに書けばいいのかわからなかったのでここに大きく書いておきます。

 

5.進行管理能力、進捗把握能力

お仕事だとPM(プロジェクトマネージャー)に一任される領域です。みんながどれくらい進んでるかなーみたいなのを管理します。

多分僕はこれが人よりできるような気がします。

やることはこまめに連絡して、会議して、全体の様子を把握しつつ、個々の様子もみる、という感じです。難しいね。多分4.コミュ力も割と使うことになると思うし疲れる時もあると思います。でも、これが上手くパキッとハマると上手く企画が回ります。その時のやってやったぜ!感は何物にも代え難いですね。

僕はこれが好きです。

そりゃあ理想論としては、各自が締め切りを守ってタスクをこなしてくれればいいんですけど、現実的に不可能なので。仕事でも人のコストがかけられてるわけですね。

よだん:人が締め切りを守れる時ってどういう時なんでしょうね。熱意があって、時間があって、体調も良くて......みたいに個々の要素を挙げることは簡単なんですけど、一番は締め切りを覚えていること、だと思います。なので人のリマインダーになってあげることが大事ですね。

あ、自分のリマインダーは自分で設定する必要があります。

例 

みすかーとだったらそれぞれのタスク(CGにしろプログラミングにしろ)につき、2週間の期限を設けて、そこからは1週間ごとくらいにこまめに進捗を聞いていました。多分これくらいのペースがちょうどいいと思います。毎日聞かれても進まないしストレスだし、1,2週間も空いて進捗がなかったら多分その人はそのタスクのことを忘れています。

みすかれんだーの場合、ラフを3週間、試験期間を挟んで本番を3週間、デザインの話を並行して進めつつ、テンプレートを作ってからは1週間弱くらいでそれぞれ仕上げてもらいました。正確には順次相談してから進めてたので2週間くらいは結局作業時間があったのかな、と思います。

 

6.プレゼン力

人に伝える力、にも通じますが、もっと広く、複数人の前で喋って納得感を与える話ができる能力、という感じです。自己満にならない感じで。僕は.......普通かな.......どうだろ。

自分で自分の力を評価するのって難しいですよね。

これは熱意と練習あるのみです。パワポは職人レベルでなければ誰でも使えます。がんばろう。

 

7.個々の創作スキル

プログラミング、DTM、CG、3DCG、動画、ドット絵......

これがないと全体の見通しを立てるのも難しいし、そもそも熱意が湧いてこないような気がします。

憧れることはあったとしても。

とはいえこれは、みなさん大学に入ってから(もしくは入る前から趣味とかで)ある程度はついてると思うので、言わずもがななのかな、と思います。

僕は... まあ全部はできなかったよね。

 

8.チームワーク

まあこれは企画全体のお話なんですけど。

最初にも書きましたが、上述の全てをこの歳で完璧に回せる人間なんてこの世にいないと思ってまず間違い無いです。その上で。そのパフォーマンスを出すにはどうすればいいか。

みんなで助け合うしか無いんですよね。

同じ目的を持って集まった仲間なら、きっとできるはずです。

できる人が、できるところからやっていく。

そんな感じで、古今東西の企画は回っていくような気がします。

 

 

9.体力

特に直前はそうですが、基本的に何事も体力勝負です。僕は体力はないです。なんならデスマも人生で一度もしたことはないです。でも体力は必要なんです。

直前力(徹夜できたりする力)の他に、持久力も絶対必要です。ある一定のパフォを出しながら何日かやれば、大抵のタスクは進みます。それに必要なのが、体力です。

多分僕は持久型な気がします。

 

まとめ

企画はみすで一番楽しく、一番いろんな経験のできるイベントです。どんな結果になろうとドラマが生まれます。僕はみすでもっといろんな企画をやりたかったのですが、引退の時期が来てしまったのでこの辺でやめることにします。

願わくば後輩たちが素晴らしい企画を立てて、実現し、来年の早稲田祭で面白いモノをたくさん見せてくれることを期待します!がんばれ〜〜〜〜

 

明日も僕?まじ?